若者の居場所

若者の居場所

最新のお知らせ 

令和5年度「若者の居場所」HP公開しました

令和5年度「若者の居場所」紹介ページ(令和5年8月1日現在)
............

誰が利用できるの?

主に中・高校生などの10代の若者が対象です。

どこでやっているの?

公共の施設や、古民家など、団体によります。

いつやっているの?

週1日以上の開設を原則とし、曜日・時間帯は各広場の場所や運営団体の実情に合わせて設定しています。詳しくは「若者の居場所」のホームページ内で確認してください。

事業の歩み

昨今の中高生世代が抱える問題は、 不登校やひきこもり、いじめ、少年非 行、フリーター、ニートなどがあげられますが、これらの問題の背景には、戦 後の高度経済成長期以降、子どもたち の生活環境が変容したことや、社会全 体で学校の成績が基準となる「学校化」 が進んできたことなどが指摘されています。また、現代の社会は、前述の問題を抱える中高生世代に限らず、その他 の中高生世代にとっても「生きづらい 環境」であると言われています。

その解決のため、中高生世代にとっ て「安心感を得るところ」「自分が必 要とされているところ」である居場所を地域の大人が中心となって作り出そうという発想や動きが、平成 10 年代以降全国的に広がりました。

平成 15 年、県内 10 カ所に中高生の居場所を開設 

兵庫県では、このような動きに対応するた め、平成 11 年から中高生の居場所づくり に先駆的に取り組んでいた「渋谷ファンイ ン」(渋谷区のボランティア団体が設立) の取り組みを参考に平成 15 年 10 月、「若 者ゆうゆう広場」を県内 10 箇所で開設しました。 「若者ゆうゆう広場」は、地域の中・高 校生などの 10 代の若者が、学校帰りなどに気軽に立ち寄り、集まった仲間たちとのんびりおしゃべりなどを楽しむ「たまり 場活動」をベースに、音楽やスポーツなど の「サークル活動」や「ボランティア活動」 など、「自分がやりたいこと」に「思いきり、 のびのび」と取り組む居場所です。

経費助成、推進員の配置、情報発信など展開 

青少年本部では、事業開始当初から「若 者ゆうゆう広場」を運営する団体に対し、 運営費の助成を行い、平成 24 年度からは、 従来からの運営費助成を廃止し、広場を運 営する先進団体が実施する広域事業など(活動事例報告、交流会、人材育成、ネッ トワーク事業など)の実施に要する経費に対して助成(事業助成)を行ってきました。 また、広場事業を円滑に進めるため、若 者の居場所づくり推進員(調整員)を青少年本部内に配置するとともに、情報誌の定期発行やホームページなどによる情報発信 を行いました。(平成 25 年度 年間参加者数 : 194,267 人)

平成 26 年度から、それぞれの「若者ゆ うゆう広場」は自主運営を行い、青少年本 部からは、「ゆうゆうネットワーク」として意見交換や情報共有を図る機会を提供しています。

子どもの居場所づくり交流会も開催 

「子どもの冒険ひろば」「若者ゆ うゆう広場」に加え、「まちの子育てひろば」の 3 つのひろばの関係者が一堂に会し、地域全体で子育てに取り組む大切さを考えるため「子育て 3 ひろば推進フォーラ ム」を平成 16 年度から開始し、 平成 29 年度からは「子どもの居場 所づくり交流会」に拡充して参加 者間の活発な意見交換、情報共有がなされる貴重な場となっています。