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こころ豊かな人づくり500人委員会阪神北OB会総会 記念講演

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平成29・30年度こころ豊かな人づくり500人委員会阪神北OB会総会が4月26日(水)に開催され、記念講演として、荒西 完治(あらにし かんじ)阪神北青少年本部長による「ワシントン・ポトマック河畔の桜は伊丹産」と題して、ご講演いただきました。

講演テーマ

題名「ワシントン・ポトマック河畔の桜は伊丹産」

講師

阪神北青少年本部長 荒西 完治(あらにし かんじ)氏

今年4月に阪神北OB会総会で「ワシントンポトマック河畔の桜は伊丹産」と題して皆さんに日本から米国の首都ワシントンへ贈られた桜の話をさせていただきました。
この物語を改めて紹介しますと、私がこの桜の話を知ったのはもう20年以上前のことです。
伊丹市の国際姉妹都市がベルギー国ハッセルト市にあり、西ヨーロッパ最大の日本庭園があります。今では「お花見」行事が定着しています。
この庭園内の桜園築造にあたり、市内の植木産地である桜に造詣の深い東野地区の造園家から桜苗の寄贈をいただいたときに話を聞いたことがきっかけです。
以来、Webサイトで紹介し、色々な経緯があってこの話題が広がり、今では全国的に伊丹の桜が知られるようになってきました。
もちろん日本からワシントンに贈られたた桜は、東京・荒川堤の五色桜の穂木に接ぎ木されたものであります。その大事な台木は、すべて伊丹で準備され出荷されました。
ようやくこの史実が広く知られるようになり、今では桜を管理している米国公園管理局のホームページにも、伊丹のことが紹介されるようになりました。

平成15年には、寄贈90周年を記念し、米国から「日本さくらの会」を通じて、「里帰り桜」が、桜に縁の深い国内数ヵ所に贈られました。伊丹市にも1本いただき、市内瑞ヶ池公園に植樹され、今では立派な成木になっています。
数年前に、市内緑ケ丘公園の梅林が、残念ながらウメ輪紋ウィルスによる伝染防止のため、全ての梅の木が伐採されました。折しも、日米友好の桜の寄贈から100年が経過し、伊丹の新シンボルを桜に、という機運が高まっていたことから、緑ケ丘公園では今年4月に新たに「桜の丘」として約100本の桜が植樹され、桜の名所となるよう、市民ボランティア「桜の見守り隊」ができました。

 地域の歴史や文化を守り育てていくには、「人づくり」と「人のつながり」や、地域への関心を高め活動参加が不可欠ですので、このような桜の話をさせていただきました。
地域に住む一人ひとりが、地域の歴史や文化資源の再認識を通じて、先人の功績をたたえ、地域の歴史を継承し、地域への愛着を深め、連帯感を高揚させ、関心を高めていくことがコミュニティづくりに大いに有効なものと思います。
500人委員会OB会の皆さんにおかれましては、これまでにもOB会を通じて様々な人のつながり、それぞれの地域での活動を通じて人づくりに貢献されてきましたが、これからも皆さんの地域活動への参加を期待しております。

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